スペイン語
スペイン語はフランス語、イタリア語などと並んで、ラテン語から派生したロマンス諸語といわれる言語の一つです。大航海時代のスペインが、新大陸で征服・植民活動を展開したため、スペイン語はブラジルを除くラテンアメリカ19か国で公用語として用いられることになり、さらに今日では、アメリカ合衆国でもヒスパニックやラティーノと呼ばれる多くの人々に話されています。国連の公用語であり、母語人口は4億 人を超えます。このように通用範囲の広い言語であるほか、スペイン語を学ぶことにより、文学、芸術、スポーツ等、独特で豊かな文化や歴史 に触れることができます。

「スペイン、ラ・マンチャ地方の風車」
受入者数およびクラス編成
TLPスペイン語は2019年より導入されます。2クラス(各クラス上限20名)の予定です。
履修の条件
TLPスペイン語は前期日程、推薦入試、特別選考のすべての合格者の中で、英語のレベルが上位1割程度と判断される合格者が履修可能です。ただし、履修希望者数が定員を超える場合は、成績上位者から履修を許可します。
また、各セメスター終了時にプログラム参加者の再調整があります。英語の成績やスペイン語の成績からTLPを履修するレベルがあると判断され、途中からの参加を希望する学生には、定員に余裕がある限り履修を許可します。他方、英語の成績やスペイン語の成績が十分なレベルに達していないと判断された履修者は、次のセメスターでTLP用の演習とインテンシヴの授業を履修できません。
通常のインテンシヴの授業も開設され、こちらは誰でも履修可能です。インテンシヴの授業やその他の総合科目L系列の選択授業を履修することにより、途中からでもTLPに参加しやすい環境にしています。
取得すべき単位数


「アンデスの農村」
授業内容
- 基礎科目 スペイン語初級一列、二列:1年次Aセメスター終了まで、共通教科書『初級スペイン語』を使って学習します。初級の文法・表現を中心に学習を行います。
- TLP用演習:一列、二列の学習内容と関連付けながら、スペイン語ネイティブの教員が会話・作文を中心とした授業を行います。なお通常の履修要件では、理科生は演習が選択必修ではありませんが、TLP生の場合はTLP用演習を履修することがTLPの修了要件に含まれています。
- TLP用インテンシヴ:共通教科書よりも専門性の高い教材を活用して、コミュニケーション能力の向上をめざし、実践的な練習を行います。
目標とする運用能力
TLP修了時に「DELEスペイン語検定」A2レベルに達し、とくに優秀な履修者の場合は、「DELEスペイン語検定」B1を狙うこともできる能力に達していることを目指します。